フォーマルファッションのスタイリングテクニック

控えめな雰囲気を意識しよう

フォーマルファッションでは、カジュアルファションと比べて格式やしきたりを重んじたスタイルに仕上げることが求められます。過剰な演出をすることがないよう、控えめな印象を保つ努力をするようにしてください。カラーに関しては、モノトーンを基調にすると、好感度の高いフォーマルファッションに仕上げやすいです。黒や白、そしてグレーといった落ち着いた色調を巧みに生かしてコーディネートするようにしてください。結婚式やパーティなどの華やかな場では、モノトーンではなく、カラフルな色味の服装をするのもおすすめです。彩りが綺麗でありながらも、派手な印象になり過ぎないよう、パステルカラーなどの淡い色味を選んで着用するとよいでしょう。

小物を上手に取り入れよう

フォーマルファッションは、小物づかいひとつで大きく印象が変わってきます。お葬式やお通夜などのブラックフォーマルを着用する場合は、黒の衣裳に上質感のあるパールのネックレスを合わせると、上品な雰囲気を演出できます。光りものはNGとされているので、パール以外のアクセサリーは外して列席するようにしてください。 結婚式やパーティでは、きらびやかさをプラスするために、コサージュやヘッドドレスなどを取り入れるとよいでしょう。特別感を演出したい場合は、生花を用いたコサージュを用意すると、さらに華やかな印象になります。濃い色味のドレスに淡い色のコサージュをつける、淡い色のドレスに濃い色のコサージュをつける、という風に色彩のコントラストを意識すると、素敵なコーディネートに仕上げやすいです。